製造業の工場は昼のみ稼働や24時間稼働とさまざまです。そして工場の稼働時間に合わせ勤務体制も変わり、主な勤務体制が常日勤、2交代制、3交代制である。中でも自動車関連の工場は24時間稼働の工場が多く、2交代制や3交代制で働く人がほとんどでしょう
ですが交代制で働くと、体調を崩しやすいと言われています。そもそもどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?さっそく紹介していきましょう。
そもそも2交代制勤務とは?
1日の勤務時間を2つに分けて、交代で働くことです。 また1週間で5日勤務の場合は、労働基準法で1週間の勤務時間は40時間までと決まっており、1日当たりの労働時間は8時間となります。
昼の出勤時間は午前8時から午後5時まで、それから夜の出勤時間は午後8時から翌朝の午前5時までが主な勤務時間です
ほとんどの工場は24時間稼働のため、1日の勤務時間は(8時間+3時間)11時間労働となり、ちょっとした長時間労働となるので、慣れるまでは精神的にしんどいかもしれません
2交代制のデメリット
馴染むまで体調を崩しやすい
週5日で昼勤と夜勤の交代なので、昼勤と夜勤の生活リズムを週ごとに作らなければならないので、馴染むまで寝不足などで体調を崩しやすい
特に夏場の夜勤が最悪です。何が最悪か?っと言いますと、暑いので、まずなかなか熟睡できません。それに暑いからと言ってクーラーをかけすぎると、体がだるくなり体調を崩しやすいです。
これから2交代勤務をされる方にぜひ読んでいただきたいです。
給料が安定しない
その日の生産量によって、定時で終わる日もあれば、残業をする日もありますので給料が安定しません。また同じ製造ラインでも月によって残業時間の変動があるので、給料は安定しません。なのであまり残業時間をあてにして生活するともし残業時間が減った場合には生活ができなくなるおそれがあります。
それから需要の変動によっては、交代勤務がなくなったり、異動することで日勤のみになる場合もあります。そうなると、夜勤手当が無くなり、一気に給料が下がってしまいます。
家族との時間は・・・
2交代勤務の日勤は、家族と生活リズムがいっしょなので一緒に過ごす時間が増えますが、、夜勤は家族との生活リズムが違う為、家族と一緒に過ごす時間が減ってしまいます。
2交代制のメリット
深夜手当が貰える
2交代制の場合は夜勤もありますので、深夜勤務手当を貰うことができます。深夜手当とは午後10時から午前5時まで働いた場合に支給されることが労働基準法第37条で決められていて手当は、賃金の25%分となります。
一定の生活が作れる
1日の最大残業時間は3時間なので、会社で過ごす時間は多くても12,3時間ぐらいになります。ということは残りの時間の11時間ぐらいは自由時間があり、十分な睡眠時間や家族との時間、また自分の時間がとれます。だけど通勤時間を含めると自由時間はもう少し減るでしょう。
最後に
週ごとに昼勤と夜勤の入れ替わりなので、やっぱり体調を崩しやすいのです。わたしは十分な睡眠をとることと、休日はリフレッシュすることを心がけてます。それから体調が悪い時は、無理をしないでしっかり休んで、体調を整えることが大事です。
工場勤務をしたい人はぜひ読んでおこう
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